コロナの時代を生き抜こう5

      1. 「ブラック・ライブス・マター」は

    黒人の権利向上や人種差別撤廃を訴える国際的運動をさす言葉

  1.  1970年代アメリカの作家へーリーの小説「ルーツ」はアフリカ系アメリカ人一家の歴史を黒人奴隷問題を扱いながら描いた。池田大作(創価学会名誉会長)の「新・人間革命」という小説のなかでは、アメリカ・シカゴの座談会で肌の色の違いなどルーツにこだわっていた青年の質問に対して「私たちの究極のルーツとは地涌の菩薩である」と主人公が訴える場面がある。法華経には釈迦の滅後をたくされておびただしい数の地涌の菩薩が現れると説かれている。地涌の菩薩はその心に畏れるところなし(自分と他人の間に壁を造らない)あらゆる差異を超えて自分と他人共どもに幸福と世界平和の実現へ行動する。仏教から見れば誰もが使命をもつ同じ地涌の菩薩をルーツとする人間だ。だから一切の差別と一切の暴力を否定する。コロナはそんなスタンスを再度地球規模で
    示唆している

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